屋外銘板を必要とする場所は多く、普通の住宅では玄関先や外塀の部分に取り付けをしたり、法人であれば社名を入れて作る方法、店舗系の場合は店名を入れて設置することは広範囲で行われていることです。普通の看板とはニュアンスが異なり、1度設置をすると長年にわたって使い続けるものなので、耐久性に優れた資材を使っていないと短期間で破損してしまいます。屋外銘板で耐久性、耐候性を持たせた物を自作する方法はあり、用いる材料はアクリル板の他、背面用としてステンレス板などを使うと意外と簡単に作成は出来ます。銘板への文字入れ方法は自作では限定されてしまいますが、例えばパソコンで作成した名前や社名などを透明シールなどの用紙をプリンターで印刷を施す方法は避けた方が賢明です。
一般向けのインクジェット印刷を作った場合は、日光に弱い性質があるので最初は綺麗に仕上がっていても短期間で色が薄くなっていく可能性があります。この問題をクリアするには、カッティングシートを用いて作成する方法があり、屋外用であれば変色を起こしてしまうことはありません。作成した名前や社名はカッティングシートをくり抜いて背面用のステンレス板などに貼り付けを行い、その上にアクリル板で被えば完成度は高まります。ステンレス板とアクリル板の合わせ部分は、白化しない接着剤を使った上で4つの縁の辺に対しては透明のシーリングを施せば雨対策も行えます。
屋外で長年使う銘板を自作品で作ることは何ら問題はありませんが、材料集めや工具の購入が必要となった場合は、専門店を利用した方が完成度も高く料金の総額でも安くなる可能性はあります。専門店の場合は素人では加工が難しい資材でも自在に選べるメリット、文字の色を自由にでき尚且つ剥離や変色しない文字入れを行えることもメリットです。