LANケーブルを自分好みの長さにつくりかえるには

家電量販店などで販売されているLANケーブルは、5mや10mなどといったように長さが決まっています。このため、買ってきたLANケーブルを自宅に敷設してはみたものの、余裕を持たせすぎて何メートルも余ってしまうといったケースは少なくありません。そんなとき、自分好みの長さにする方法を知っていれば、余りをなくすことができるだけでなく、余ったケーブルを他の場所で使うために保管しておくこともできます。LANケーブルを自分好みの長さにする場合、まずメジャーなどで必要な長さをはかり、ケーブルカッターをつかって切断し、専用の皮むき工具をつかって被覆材を取り除きます。

もし、導線がねじれていた場合は、解いて1本ずつバラバラの状態にしてから、規格通りの順番に並べ替えましょう。並べ替えができたら、根本から12mmから13mmあたりで導線をカットして、余分な部分をなくしてからプラグを挿入します。圧着ペンチをつかって圧着したら、あらためて導線の順番が正しくなっているかどうかを確認し、間違いがなければ通信できるかどうかのチェックを行います。これで問題がなければ、作業は完了です。

保護ブーツを使う場合は、被覆材をカットする前にLANケーブルに通しておき、完成したらプラグの根本に装着しましょう。LANケーブルの先端部分は、圧着工具とプラグさえあればつくることができます。最初のうちはつくるのに時間がかかるでしょうが、慣れれば数分程度でできるようになるでしょう。

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