寒冷地における結束バンドの問題をクリアする方法

結束バンドを屋外で使用している住宅等では、屋外利用に対応している商品を選ぶことは当然のことです。100円ショップなど低価格で販売されているような商品では、屋内側では何ら問題がないとしても、屋外利用では数年で断線してしまう可能性はあります。素材で言えば結束バンドを屋外利用するにはナイロン66という素材で作られているタイプであれば、耐候性に優れているので断線の恐れは軽減できます。更に寒冷地で屋外利用をしている住宅でも素材はナイロン66が推奨できますが、設置をしている場所によっては手を加える方法で耐候性を高めることも不可能ではありません。

寒冷地の場合は夏は暑い日が続いたとしても、冬期間になると真冬日といって24時間がマイナス気温の日が続くことは良くあることです。凍てつく寒さの寒冷地ではまつ毛も瞬時に凍るということも普通のことで、結束バンドも同様に触れてみると硬くなっている状態を確認できます。ナイロン66など品質の高い結束バンドでも真冬日が続いた場合は降った雪が結束部に積もってしまい、後に隙間部分に氷となって入り込んでしまう可能性があります。氷は結構な重量になるので、断線は起こさない場合でも重量的な負担は掛かってしまうので良い環境とは言えません。

実際に寒冷地ではケーブルに積もった雪が後に氷柱となってしまうことがあり、金槌を用いて叩き割るという行動も普通に行われています。断線しては困る部分に結束バンドを用いている場合は、冬に入る前に断熱材入りのケーブル保護の筒を購入して巻き付けておく方法、ラバースプレーを使う方法であれば問題はクリアできます。

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