結束バンドについて詳細です

結束バンドには主に二つのタイプがあり、結束して固定する際にストラップと一体になっているものと独立して分かれているものがあります。この違いは、結束バンドの用途によって使い分けることができること。一体になっているものは素材も単一で、一つの部品にまとまっているので家庭から職場まで多く採用されるタイプとなっています。一方のロック部分が独立したタイプですが、素材がバンド部分とロック部分で分かれていて、締め付けをしやすく、締めすぎを防ぐことも可能です。

結束バンドの長さは、まとめる配線等の太さや本数に比例します。長さは、単純に長いほど高価になります。結束した際に余った部分は切断するので、短すぎるとまとめられませんが、長すぎて作業に差し支えることは基本的にはありません。ただ、余剰分が多すぎると費用の無駄につながります。

あらかじめ結束部分の円周を測っておき、丁度良い長さの結束バンドを使うのが大切です。素材は、劣化や風化による耐久力に違いが出てきます。一般的にはナイロン素材が多く採用されていますが、日光に晒される、薬品や油がかかる可能性がある等、環境によってはより丈夫な素材が求められることもあります。商品は8の字タイプ等の構造が特殊なものや、ラベルやカラー分け、クリップ等の追加機能が備わっている製品も存在します。

結束以外に必要な用途があればこれらの機能が付いたものを採用することも考えられます。他にも定期点検で頻繁にばらす必要のある個所は、再結束できるタイプの結束バンドを採用するケースもあります。

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