リレンザというインフルエンザに有効な薬がありますが、タミフルと比べると使用頻度や知名度は低いと感じられます。タミフル以外にリレンザをより知ることで選択肢も増え効果的な治療が行える可能性が広まります。

1日1回で予防効果があるリレンザに健康保険は?

インフルエンザの治療と予防が行える薬としてリレンザがあります。リレンザを使用している間はインフルエンザに感染する確率を大幅に低下することが出来るため、仕事が休めなかったり試験が近づいていてインフルエンザで寝込むわけにはいかないという人が予防的に利用することが出来ます。リレンザを処方してもらう際に健康保険を利用することが出来るのでしょうか。
リレンザは治療が目的で処方される場合のみ健康保険が利用できます。そのため、症状が出てからしか安価で利用することが出来ません。これは健康保険が「すべての国民が健康的な生活を送るために必要な医療を安価で提供する」ということを目的に作られているためのもののため、現在は健康である人が利用することが出来ないのです。内科などで予防的に処方してもらう際には、全額自費負担となってしまいます。リレンザの代金だけで約5000円になり、それにプラスして病院での診察の費用も必要となります。予防的処方の場合には、7000円前後の費用が掛かることになります。
リレンザの特徴は、同じ薬剤でありながら治療と予防が行える点です。予防でも治療でも10回の吸入分が一度に処方されるのですが、治療の場合には1日2回の服用を5日間、予防の場合には1日1回の服用を10日間継続します。リレンザの効果があるのは吸入している間だけで、インフルエンザウイルスの潜伏期間は1日~2日とされています。しかし予定がある日の1日~2日前から吸引したとしても、その効果があらわれる前に発症してしまう可能性もあるため、予防として利用する場合には、どうしても休めない日がある日から逆算して1週間~10日前から吸引を開始するようにしてください。